スポーツクラブ通いを習慣化するためのコツ
何事につけ続けるということは難しいことです。好きなことや自分の中から湧き上がってきた意欲に対し行動するのであれば、何も考えることなく継続できるでしょう。しかし、何かをしなければならないという気持ちがベースになっているのであれば、途中で意欲が低下することがあるかもしれません。では、スポーツクラブ通いの場合はどうでしょうか。
橿原市でスポーツクラブに通いたい
橿原市は人口12万人の奈良県下第2の都市で、生活する・働く・学ぶなど、何をとっても不自由するということはないでしょう。そこで、健康を維持しなければという問題意識を持ったとします。体を鍛えたい、体力をつけたい、あるいはテレワークなどで家にいる機会が増えて体がなまってしまった、ダイエットの必要を感じているなど背景には、さまざまな問題がありそうです。
スポーツクラブに通うということを想定した場合、社交の場としても楽しいかもしれません。橿原市でそうしたクラブを探そうと思えば、無理なく通える範囲にあるでしょう。
ところで何かをしなければならないと考えた場合、それが自分自身の中から湧き上がってきた感情に根ざした判断であれば続けるのは容易だと思われます。しかし、これまでの習慣になかった行動をさまざまな要因によって始めようとすると、最初はいいのですが途中で意欲が低下してしまうということもあるはずです。これまでの人生の中でもそうしたことが何度かあったと心当たりのある人は少なくないでしょう。
継続は力なりという格言があります。この格言の存在自体が続けることの難しさを物語っているとはいえないでしょうか。ではせっかくクラブ通いを決意したのであれば、どのようにして継続の意欲を保つかということを考えてみましょう。
PDCAという考え方を導入しましょう
PDCAをご存知ですか。PDCAとは問題に対して計画的に取り組み、その成果を客観的に判断して継続的に改善していく作法です。もともとは製造業の現場で不良発生を減らす、なくす、あるいは生産性を向上させるなどのテーマで活動する際に考案されたものでした。しかし、近年では製造業以外で個人が目標達成のための取り組みに用いるツールとして認識され、広く活用されています。
まず問題意識をはっきりさせることから始めましょう。何をしなければならないのかを明確にし、計画を立てます。そして計画の通りに実行し、その結果を評価するのです。実行が目的に対し、的外れなものだったら当然成果は出ません。あるいは整合性のない取り組みだった場合も同様です。その場合は計画からやり直し成果が出たら、それが期待通りであったかどうかを確かめ、さらに改善を継続していきます。PはPlan、DはDo、CはCheck、AはActionで、もともとの英語の通りの意味です。
スポーツクラブに通うと決心したら、その元となる問題意識に照らし合わせて、その決意が的外れでないかを念のために確認しましょう。あとはその実行の継続を妨げるようなものはないか確認し、計画作成から始めるのです。もし途中で意欲が続かなくなったら、何がそうした気分にさせるのかも考え、これもPDCAで処理します。つまりPDCAとは終わりのない改善であり、これを健康問題にリンクさせたら、いつまでも健康意識を高く保ち続け、そして実際に健康であり続けることができるでしょう。
では具体的にどうしたら続けられるのでしょうか
それではスポーツクラブ通いが途中で挫折しないようにするために、具体的な方策を考えてみます。そもそもの発想が健康を意識してのことだったと仮定します。そういう発想に至った経緯は、なんらかの健康上の不安があり、それを改善したいという意欲があったためでしょう。
それならばこの健康上の不安を放置したらどうなるかということを具体的に考えてみます。もし体重の増加が理由だった場合、今後は成人病のリスクが高くなります。なんの手段も講じなかった場合は、致死リスクの高い病気を起こして不自由な暮らしを余儀なくされる恐れもあるでしょう。適切に対処したら、健康的な自由が得られ、やりたいと願うことはなんでもできるかもしれません。このように最悪の状態と最高の状態を比較します。
そして今が最悪の状態に向かう道のりにあると想定したらどうでしょうか。また同じような問題意識を持つ人と一緒にというのもよい方法ですが、問題意識というのは個人差があります。仲のよい友達に価値観を押しつけることになったのだとしたら、いずれは続かなくなるでしょう。そのことが原因で気まずい関係になるのは避けたいところです。従って、まずは自分自身が1人で行うものだという考えを出発点にしましょう。
橿原市の地の利を生かしてスポーツクラブに通ってみようというのは、健康上の問題を解決するにはよい手段となります。思い立っても続くかどうかが不安な場合は問題意識を明確にし、それらを取り除く計画を立てましょう。それにはPDCAはよい方法です。あとはこの問題意識を放置したら最悪の状態をいずれ迎え、これを避けるために行動するのだというモチベーションを保ちたいものです。